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入園グッズのお名前はどこに刺繍するべき?刺繍のポイントも併せてご紹介します
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2023.07.14
入園グッズは幼稚園で共通のものを購入するケースが多く、他のお子さんのものと見分けがつかなくなる場合があります。
そのため、入園グッズには名前を刺繍して、お子さんのものをわかりやすく区別する必要があります。
刺繍する際には、一目でわかるような場所につけたいですね。
そこで今回は、入園グッズの名前はどこに入れるべきか、刺繍のポイントも併せて解説します。
□入園グッズの名前はどこに入れたら良い?
おすすめする場所は、4か所あります。
1つ目は、グッズの中央です。
グッズの中央に入れる際には、デザインとして大きめに刺繍しましょう。
名前の周りにアレンジを加えたり、おしゃれなフォントを取り入れると名前の刺繍も素敵なデザインになります。
2つ目は、グッズの上部です。
肩掛けバッグやシューズバッグのように、使っている間も形の崩れないグッズにおすすめです。
給食セットのような巾着袋は閉めた際上部にしわが寄るため、上部への刺繍は避けましょう。
3つ目は、グッズの下部です。
グッズの隅に入れるため名前を見つけやすく、そのうえで文字が主張しすぎない点がメリットです。
バックステッチやアウトラインステッチのような、シンプルな刺繍を選びましょう。
4つ目は、切り替え部分の近くです。
柄と無地の生地を合わせている場合、無地の方に名前を刺繍すると自然に仕上がります。
柄が変わる部分に刺繍するため、自然に目に入りやすい位置に刺繍できます。
□お名前を刺繍するときのポイント
文字の刺繍は曲線や点など細かな部分も多いため、ポイントを押さえることが大切です。
今回は、ポイントを3つ紹介します。
*曲線や点などは細かくステッチする
曲線を刺繍する場合は、曲線の滑らかさが大切です。
一つ一つのステッチは直線でできているため、ステッチを大きく取るとカクカクとした多角形のように見えてしまいます。
点から曲線を描くように、細かなステッチを心がけましょう。
*書き順よりも形を意識する
文字を書くときは書き順を意識しますが、刺繍では書き順より綺麗な形に仕上がる縫い方を考えましょう。
書き順は文字を書く際にはスムーズに書くために大切ですが、書き順通りに刺繍すると無駄な刺繍が増えてしまいます。
無駄な刺繍が増えると裏面に残る糸も増えるため、裏面が汚くなってしまいます。
特に漢字のような細かな文字では、裏面がぐちゃぐちゃになってしまうでしょう。
ポイントは、文字を図形としてとらえ、少ないステッチで仕上げられる方法を考えることです。
裏面がスッキリする仕上がりを意識しつつ、刺す順番や縫い進める順番を工夫しましょう。
*図案を丁寧に作る
刺繍を綺麗に仕上げることも大切ですが、図案の仕上がりも作品の仕上がりに大きく影響します。
刺繍は図案をなぞるように縫い進めるため、図案の形が汚いと作品も綺麗に仕上がりません。
刺繍の技術が高くても、図案の質が低いと台無しになってしまいます。
文字に癖のある方や、特徴的なフォントを使いたい方は、図案を印字して使いましょう。
□お名前を刺繍するときの注意点と対策
ここでは、よくある4つの刺繍トラブルが起きた場合の対策をご紹介します。
1つ目は、細い布に刺繍する場合です。
細い布は刺繍枠に挟めない場合があり、布を張って刺繍するのが難しい場合があります。
布を張らずに刺繍すると、刺繍が難しくなるだけでなく、形が崩れることも考えられます。
細い布に刺繍する場合は、大きな布に仮縫いで貼り付けて置き、一枚の布として刺繍枠に貼り付けて刺繍しましょう。
2つ目は、縫いはじめや縫い終わりが玉止めになってしまう場合です。
線を描く刺繍には必ず始点と終点ができるため、玉止めで処理する場合があります。
玉止めは止めた跡が目立ちやすいため敬遠されがちですが、正しく対処すれば目立たずに玉止めできます。
例えば、近くにサテンステッチを作ることでサテンステッチの立体感が玉止めを隠してくれます。
3つ目は、厚い布に刺繍する場合です。
厚い布はそのままでも刺繍できますが、針が通りにくいため、刺繍に時間がかかってしまいます。
特に漢字のように細かい刺繍が必要な場合、手間がかかる上に仕上がりも悪くなる場合があります。
厚い布に刺繍する場合は、他の刺繍しやすい布に刺繍したうえで、その布を縫い付けて使うと良いでしょう。
また、曲線が少なく細かなステッチが不要な場合、太めの針や糸で簡単なステッチで仕上げても大丈夫です。
4つ目は、頻繁に洗濯する場合です。
洗濯には衣服の色落ちが付き物ですが、刺繍糸も色落ちする場合があります。
特に名前に使う刺繍糸は、色落ちすると目立たなくなり、ほかのお子さんの物と区別しにくくなる恐れがあります。
頻繁に洗濯する物に刺繍する場合は、必ず色落ちしにくい刺繍糸を選びましょう。
□まとめ
今回は、入園グッズのお名前をどこに入れるべきか、刺繍のポイントとともに解説しました。
入園グッズは非常に種類が多いため、布の厚さや刺繍できる場所などがそれぞれ異なります。
これらのグッズの性質に合わせて適切な対処法を知り、お子さんが長く使えるような名前刺繍に仕上げましょう。
この記事がお役に立てますと幸いです。